こんにちは、スズです。
2016年に始まった電力自由化、覚えていますか?
様々な電力会社が参入し、料金が安くなるとか一人暮らしだと損になるとかいわれてるあれです。(笑)
私はといえば、「東京電力でも月々2500円くらいでわたしの電気代安いし、変えなくてよくなーい?」くらいに思っていました。
ですが・・・
在宅ワークが増えて電気代爆上がり涙
そして重い腰を上げてようやく電力会社の変更に取り掛かったわけです。
「一人暮らしの場合は新電力にするとむしろ高くなることがあるので注意!」という意見がネットにはあふれてるので疑心暗鬼になりながらも調べてみると、、、
なんと一人暮らしの私でも年間7000円以上お安くなることが判明!
しかも変更手続きはすべてネットで済ませられ、とても簡単でした。
私は2020年の7月の6日から楽天でんきに切り替えて、ちょうど一か月がたちました。
実際の電気代を公開するので「スグ見たい!」という方は目次下の記事に飛んでください!
一人暮らしでも私の場合は安くなることが分かったので、もし固定費を下げたい一人暮らしの方がいたら参考になりますと幸いです。
結論から先に言うと、一人暮らしでも新電力への変更は一考する価値ありです。
*私が住んでいるのが東京電力エリアのため、比較対象が東京電力エリアに偏りますがご了承ください。
*この記事を出した2020年7月現在から新電力に切り替えました。これから1年程度をかけて実際にいくら安くなったかを計測していきたいと思います。上記の7000円安くなった、というのはあくまで試算段階での目安です。
*この記事はエネチェンジさんの公式HPを参考にしました。
電気代大公開!いくら安くなった?
では気になる電気代を公開したいと思います。
ズバリ!
東京電力を使っていた2020年6/5~7/5の31日間の消費電力は66kWh料金は2205円でした
楽天でんきに切り替えた2020年7/6~8/5の30日間の消費電力は55kWhで料金は1463円でした
使用量とかは多少違えど、やっぱり安くなった実感がある・・・!
この節約のために行ったのは電力会社を切り替えただけ!
こまめに電気消したりとかは特にしていません!
ここまで読んで「結構安くなるんだ…」と思った方はぜひこの記事を読み進めてみてください。
電力会社検討の前にチェックするポイント
そもそも電力自由化とは?
そもそも電力自由化って何でしょう?
エネチェンジさんの公式HPによると電力自由化とは
旧一般電気事業者に独占されていた家庭向け電力小売が、法改正により様々な業種の企業が電力の販売に参入できるようになったこと
だそう。
つまり独占状態が解かれて、消費者側に選ぶ権利 が与えられたということですね(スズは実は法学部卒です)。
なんと電力自由化により関東甲信越地方の東京電力エリアでは合計60社から254プランが選べるとのこと!
寡占市場から競争市場になったことにより、各社がより良い選ばれるサービスを提供して値段もさがるというわけですね。
たしかにこんなに会社があるなら一度検討する価値はありそうです。
停電になったりしないの?
新電力会社になって安くなったはいいけれど、停電になったりしない…?
これについての答えは「停電になる心配はない」だそうです。
まず電気は、今までと同じ送電網を入り混じって流れます。
このため、電力会社やプランによって受け取る電気の品質が違うということはないとのこと。
電線や電柱の故障対応も、これらは送電会社が担うことになっているため契約した会社によって停電修理の速さが違う、ということもありません。
https://enechange.jp/articles/liberalization
賃貸マンションでも新電力にできるの?
答えは「YES」です。
たとえマンションであってもほとんどの場合入居者と電力会社は個別に契約を結んでいます。
ですので、マンションにお住まいの場合でも新電力に切り替えられます。
ただし、新電力に切り替える場合、スマートメーターが設置されていない場合は設置することになります。スマートメーターの設置には原則として契約者の負担はありません。
ちなみにスズは築4年のマンションに住んでいるのですが、スマートメーターは元からついていました。
一人暮らしで新電力に切り替えるメリットは?
新電力では各社によってさまざまなプランがあります。
例えば楽天でんきの場合、基本料金が0円。使った分だけお支払いします。
なので、意外かもしれませんが使用電力が少ない人の方がお得になる場合もあるんです。
まずはシミュレーションしてみましょう。
スズが試しに楽天でんきでシミュレーションしてみました。
*2020年7月1日に楽天でんきにてシミュレーション。料金などは今後変わる可能性もありますのでご承知おきください。
条件は、東京電力エリア 従量電灯B 30A です。
6月使用分で計算します。
①6月の月間使用量100kWh、年間使用量1600kWh(予想)の場合
初年度は3791円お得に (入会特典のポイントバックなども含む)
②6月の月間使用量50kWh、年間使用量797kWh(予想)の場合
初年度は7319円お得に (入会特典のポイントバックなども含む)
このように電力使用量の少ないの方がお得度が高くなることもあります。
ですので一人暮らしの方でも新電力にして料金が下がる可能性は大いにあるというわけです。
これはあくまでもシミュレーションですが、いくつかの会社を検討して自分に合ったプランを探すのもいいかもしれません。
地方でも新電力に変えられるの?
こちらも答えは「YES」です。
電力自由化は大都市だけの話ではありません。
スマートメーターの導入のおかげで、地域内のどこに対しても同一のサービスを提供できるためです。
以上はエネチェンジさんのHPを参考にさせていただきました。
電力会社を検討する
さて、いよいよ電力会社の検討です。
スズは事前に「楽天でんき」が最優力候補だと考えていました。
理由は
- 楽天のヘビーユーザーなのでSPUアップが狙えるから
- ポイントで電気代を支払えるから
です。
ですが、もっと安い会社があればそちらにしようと思っていたのでいくつかの比較サイトを使って比較してみました。
エネチェンジさんと価格ドットコムさんで比較したのですが、いくつか分かったことがあるのでご紹介します。
同じ条件でもサイトによって結果がバラバラ
これはきっと広告料などの関係があると思います。
ほぼ同じ条件を入れても、全く違う結果が出てくることもしばしば。同じ会社でも表示される料金が違うこともあります。
逆にスズが検討していた楽天でんきは両サイトと共に表示されず。
サイト限定のポイントバックキャンペーンなどを行っていることも多いので、ある程度電力会社の目星をつけていくつかのサイトを比較してみることをお勧めします。
一番安くなるのは初年度。なぜならポイントバックがあるから
比較サイトで見ていると、
え!こんなに安くなるの??
ということがよくあります。
ただよく見てみると、これは初年度だけのことが多いです。
何故なら初年度は乗り換えキャンペーンでポイントバックされることが多々あるからです。
ですので、比較検討する際には二年目以降の料金もよく見て自分に合ったプランを探すことをお勧めします。
新電力に申し込みをしよう
新電力会社に切り替えるには
新電力に切り替えるには、基本的にほとんどの会社は
-
- 手元に現在の電力会社の検針表を用意(お客様番号などが必要)
- Webから新電力の会社に申し込み
- 供給開始を待つ
それだけでした。
基本的に契約者の側で何か特別な手続きをする必要はないそう。
ただし、上述したスマートメーターがない場合は設置作業が必要となりますので別途新電力会社から連絡があります。
申し込みから供給開始までは大体一か月くらいかかるようです。
その間は今まで通り、契約している電力会社の契約で電気が使えます。
ちなみにスズの場合は2020年の6月の10日にweb申し込みをして、
実際の供給開始日は7月6日でした。(楽天でんきを契約)
もちろん、その間もちゃんと電気は使えていましたよ(笑)
今使っている電力会社に解除料って払うの?
これは今現在どの会社と契約しているかによって変わってきます。
何社か調べてみたんですが、東京電力などの既存大手と契約していて、自由化以前から同じプランで使っている場合などは基本的に解除料などはかからないようです。
しかし、すでに新電力会社と契約していて、新たに別の会社に乗り換える場合は会社によっては解除料が必要になる場合もあるので注意が必要です。
東京電力でも電力自由化を受けて新しいプランを契約している場合は、プランによって解除料が必要なこともあるようです。
https://support.tepco.co.jp/faq/show/5047?site_domain=kurashi
元の会社に戻したいんだけど、再契約料はどうなるの?
新電力に変えて思ったより安くならなかったり、むしろ高くなったらどうしようと思いませんか。
私は小心者なのでめちゃくちゃ思いました(笑)
でもどうやら、新電力→東京電力は東京電力側では再契約料はかからないようです。
https://support.tepco.co.jp/faq/show/1431?site_domain=kurashiただし、これも新電力の方で解除料が必要になることがありますので契約する際には解除料の規定もしっかり見て起きましょう。
スズ的電気料金試算
スズの昨年度の電気代
私スズの2019年度の平均電気代は2250円でした。(東京電力に契約していました)
高いときで2400円くらい、安いときで2000円くらいです。
楽天でんきのシミュレーションでは手元にあった東京電力の明細を元に最初5月の使用量を打ち込んだところ、こんな試算が出ました。
(スマホのスクロール画面のため、見づらくて申し訳ありません)
いやいや、冬に3000円分も使ってないから(笑)
ちょっと現状と違った試算がでたので、どうにか数字を入れ替えて試して、現状に近い値を出しました。
さっきよりは大分近くなりました
このシミュレーションをもとに考えると、昨年度と同じ電気の消費量の場合、
初年度は7079円お得になることが判明。
(私は以前から楽天カード引き落としで電気代を払っているため楽天カード支払ポイントは除外しました)
色々な会社と検討しましたが、スズは楽天でんきに決定しました。
まとめ これから電気代がいくら安くなったか公開していきます!
というわけで私は2020年7月6日から楽天でんきの利用をスタートしました。
昨年より在宅が増えてそれに伴って電気使用量も増えているので一概に昨年との比較はできませんが、
今後家計簿公開の時に電気代も合わせて公開していきます。」
もし新電力について悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
スズでした!
コメント