隣の人のうるささ、度を越えてるよね…?
騒音で日常生活に支障が出てきている…
こんな人におすすめの記事です。
こんにちは、スズです
今までに2回騒音被害に悩まされました!
今回はタイトルにもある通り、「マンション・アパートでの騒音トラブル」について実体験をもとに対応策についてお話ししたいと思います。
実は私は今まで住んだ賃貸物件2軒両方で、信じられないレベルで騒音を出す隣人がいました。
特に「女性の一人暮らし」だとどう対応するのが正解なのか分かりませんよね。
下手に逆恨みされても困るし・・・
しかも騒音を我慢しているときって心も何だか苦しくなって精神的にもきついですよね。
私も騒音に悩んでいた時期は対応をインターネットで調べてみましたがイマイチしっくりこず。
そこで今回は私の実体験をもとに失敗例と成功例に分けて私がとった対応をご紹介します。
結論だけ先に言うと、女性の一人暮らしの騒音問題で大切だと思うのは3つ。
- 度を越えた騒音は我慢すべきじゃない
- 警察・管理会社・会社の部署 適切なところに早めに連絡を
- 匿名は守ってもらおう
以下、実例を出して「何がだめだったのか」「何が効いたのか」にフォーカスしてご紹介していきます。
騒音トラブルで悩んでいる方のお役に少しでも立てたら幸いです
失敗例・男性隣人の場合
さっそく失敗例からご紹介します。大学生の時の話です。
騒音の主は隣の部屋に住む若い男性(顔は知らない)です。
- 期・場所:5年ほど前に住んでいた賃貸アパート
- 騒音ジャンル:歌を熱、手をたたく音
- 人数:一人(20代と思われる男性)
すでに「失敗」と言っていますが、私はこの時この男性の騒音に対して有効な対策をとることができず、結果としては泣き寝入り(=うるさいけど我慢)することとなりました。
概要
私が学生の時の話です。
かなりきれいなアパート(ほぼマンション)に住んでいて、その男性は私より後に入居してきました。
(ちなみに鉄筋コンクリート造りのアパートです)
都会なので特に引っ越しの挨拶などもなく、時折聞こえる電話の話し声?から若い男性なのかなと思っていました。
特に壁が薄いアパートというわけではありませんでした。
(もう一人の隣人の生活音は聞こえたことがなかった)
その男性が越してきて3か月目ぐらいから状況は一変しました。
毎晩、かなりの大声で熱唱そして手拍子
お風呂で楽しく歌を歌う、というレベルではない大合唱(一人で)。
しかも笑い声が、「ヒィヤアッツ!ヒィヤアッツ!」みたいな笑い声・・・
怖い!!!
当時私は20歳になったばっかりだったので本当に怖かったです!
しかもこれが連日、夜10時くらいから明け方まで続くんです。
きれいなアパートでしたが、高級マンションではないのでそんなに防音機能はありません。
どう考えても常識の範囲を超えた熱唱のせいで、私は家にいるのが段々嫌になってきました。
私の対応 → 管理人さんに相談
そういった状況が2か月ほど続いたのち、私はもう我慢できなくなって管理人さんに直接騒音について話しました。
(今思えばよく2か月も我慢した)
管理人さんは60代くらいの女性でとても感じがよく、かつ肝っ玉かあちゃん風の方でした。
私はけっこう仲が良くてよく立ち話とかする中だったんです。
引っ越し当時10代だった若い私が一人暮らししているのもいつも気にかけてくださるような方でした。
そんな優しい管理人さんに「迷惑じゃないかな…」と思いながら、思い切って騒音のレベルや毎日繰り返されることなどをお話ししました。
途中泣きそうでした。
そんな思いしてたのね、おばちゃん気づいてあげられなくてごめんね・・・
涙涙涙!!!おばちゃんのせいじゃない!涙涙涙!!!
ちょっと他の入居者の人にもウラとってからその人に注意するね!
情報をたくさん集めることでアパートの複数の住民からの「総意」という形にした方が強いんじゃないかとのことでした。
管理人さんはその後、他の方からも事情を聴いて他の方も苦慮されていることが分かったそうで隣人男性に直接注意してくれました。
その後は・・・ → 効果なし
やはり直接注意されたのは効いたようで、男性は静かになりました。
管理人さんのおかげで静かな日々が戻ってきました。
しかし、
数日で男性は深夜の大熱唱を再開・・・
申し訳ないなと思いながらも管理人さんにまた相談し、今度はアパートの管理会社から彼に注意が行きました。
なんなら保証人にまで連絡がいったらしいです。
でも、静かになりませんでした。
こういう人って一定数いるんだなと学びました。
当時10代だった私はもう疲れてしまって、引っ越しの予定もあったので残りの数か月泣き寝入りしたのです。
今思えばもっとやれることはあったかもしれないけど、当時20歳の私にはこれが限界でした。
成功例・隣人は後輩の場合
次に成功例についてお話します。
騒音の主は会社の後輩女性(顔は知らない)です。
- 時期・場所:社宅
- 騒音ジャンル:若者のパーティ―!飲み会
- 人数:恐らく4人(本人+友人3人)
よくもまあこんなに騒音に悩まされますよね(笑)
社宅住まいはお互い顔が知れているからめったなことをする人はいないだろう…と思いきやの不意打ちです(笑)
しかし今回は有効な手段を出すことができて、けっかとしては「成功」(=隣人は静かになった)でした。
概要をお話します。
概要
これは一年ぐらい前の話です。
私はもう社会人3年目で大分仕事にも慣れてきたところでした。
そして社宅も3年住んでいてきれいなマンションなので何の不自由も感じていませんでした。
ある日、どうやら隣の空室に会社の後輩が引っ越してきたらしいという噂を聞きました。
若手社員向けの社宅なので同じ会社の人だということはわかっていました。
私の会社はそこそこ規模が大きく顔も知らない社員なんてたくさんいるので、別にその点は何とも思いませんでした。
毎晩どんちゃん騒ぎのパーティーしなければね(真顔)
彼女が越してきて数か月たったころから、ちょっとした飲み会をやっている音は聞こえてきてたんです。
まあ、若い子だしたまになら全然いいよ~
当時はまだそんなにうるさくなかったし、月1くらいだったし。
それから数か月して、
ほぼ毎晩・どんちゃん騒ぎレベルのパーティー開始
ちょうど去年の今頃(夏)の話なんですけど、暑いからか窓を開けているんですね。
なので会話の内容も筒抜け。
彼氏?と思われる男性が叫ぶ叫ぶ・・・その他の参加者も飲み会のノリでコールをしてる。
踊っているのか足音もすごいすごい。
こんな日々が2か月続き、夜もウトウトしてきたと思ったら叫び声で起きる、という日々が繰り返されました。
こんなこと言いたくないけど、あなた後輩よね??泣
隣の部屋先輩なのによくやるなあ・・・
私の対応 → 総務に直接連絡
睡眠にも支障が出てきたところで、もうさすがに我慢がきつくなってきました。
そんなある日、友人とLINE通話していたんですね。
そうしたら電話口の友人が、
ねえ、スズ以外の声めっちゃ聞こえるんだけど・・・何か起きてる??
電話で聞こえるレベルなんかーい!
何か起きてる??って(笑)
これをきっかけに私は我慢をやめることを決意。
その友人のアドバイスもあり、録音を撮り、総務に音声データを付けて報告しました。
その後は・・・ → 効果あり◎
社宅だったので今回はまず総務に相談することにしました。
その際にスズが気を付けたことは以下の3点です。
- 実際の録音データを付けた
- 感情的にならず、あくまで客観的に騒音の状況を報告した
- 頻度や騒音のレベルなどを詳細に記入した
総務の方はすぐに対応してくださり、かなりかなりきついお叱りが隣人にはいったようです。
私の名前は出さずに、「社宅の複数の方から貴宅の騒音について苦情が来ている」とうまく連絡してくれました。
彼女は「やっていない!」と言ったそうですが、でも総務から注意されたのは効いたようで一気に静かになりました。
てか、録音ついてるのにやってないって言い張るのすごい(笑)
そしてその後、彼女は転居しました。
(この件が理由ではなく、婚約して同棲を始めたらしい)
そうして私は平穏な日々を取り返したのです!!
騒音トラブルに遭ったときに考えられる対応
以上、私の成功例・失敗例をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
思い出すだけでもお腹のあたりがずーんと重くなります。
皆さんにはこんな経験していただきたくないですが、もしこういう被害に遭ったらどうするのがいいでしょうか。
私の反省点も含めて考えを共有させていただきます。
- 逆恨みされないようにする
- どこに相談するかはケースバイケース
- 証拠をとると客観性がUPして強い!
これらについて以下で説明します。
ポイント①逆恨みされないようにする
世の中で一番怖いものは人間だと言われていますね。
逆切れ・逆恨みしてくる人は必ずいます。
それを防ぐために大切なのは匿名を守ることだと思います。
特に女性一人暮らしの場合だと、リスクというものはかなりたくさんあります。
ネットで見ると直接苦情を言いに行った、なんていう人もいますが…
マッスルな男性ならいざ知らず一人暮らしの女性はやめたほうがいいと思います
また新たなトラブルにつながりかねません。
管理人さん・警察・会社の総務、どこに連絡するにしても匿名を守ってもらうように伝えることがとても大切です。
私の成功例であったように、騒音の被害に遭っていると報告するのは「あなた」でなくていいのです。
架空の人でもいいのです。
マンションの複数の住民(仮)だったり、場合によっては近隣住民(仮)からの苦情ということで十分なのです。
その辺は警察や管理会社もうまく濁してくれるとは思いますが、念には念を入れて
「私からの苦情とは言わないでくれますか?」
と確認を取っておくのが良いと思います。
ポイント②どこに相談するか
大体の場合は相談先は以下の3つでしょうか。
- 管理会社(大家さんも含む)
- 警察
- 総務(社宅や寮の場合)
まず、どこに相談するのがいいでしょうか?
これはケースによります。
そして相談先は決して1つとは限りません。
失敗例では管理人さん→管理会社と行きましたが効果がありませんでした。
今なら、警察に相談したと思います(当時は若すぎてそんなこと考えられませんでしたが)。
成功例で管理会社や警察ではなく総務に連絡したのは、社宅だったからです。
往々の場合、会社から注意される方が警察に口頭注意されるより効きます。
会社内で一度トラブルを起こすと経歴に傷がついたり人間関係に亀裂が生じることもありますからね。
ですのでほとんどの人は会社から注意されたら上記のことを避けるためにも従ってくれます。
社宅の騒音の時は「これで効果がなかったら直接警察に連絡します」と総務に伝えましたし、隣人にもそう伝えてもらいました
どこに相談するのかは、状況によって変わってきます。
また、管理会社や総務に言っても効果がなかった場合は次に警察に相談するといったことも可能です。
ちなみに台湾人の友人曰く、台湾では騒音は即・警察だそうです。
ポイント③証拠をとる
成功例では友人のアドバイスで録音をとったのですが、これは大正解でした。
会社に被害を訴えるときもスムーズに進みましたし、仮に警察が来たときにもしっかりと証拠を見せられます。
そして何より自分を信じてもらう材料になるんですね。
スズが実際に録音したときに気を付けたのは以下の3点です。
- 日時や具体的状況が分かるように記録しておく
- 1日だけではなく、複数の日の録音を提出
- ありのままの状態の録音を取る(録音ボリュームを上げたりはしない)
大切なのは、どれくらいの騒音がどの頻度で繰り返されているかです。
この点を気をつけてデータを保全することをオススメします。
ただ「毎日うるさいんです!!」と報告するよりも
- ○月◎日と○月△日、○月×日に撮ったデータです
- 窓は開けておらず、締め切った状態ですがこのくらいの音が聞こえました
- 大体2日に1回のペースでこのような騒音を出しています
というように具体的な状況を提供できた方が信頼性が増すと思います。
まとめ 生活音はお互いさまではあるけれど・・・
ネットを見ていると「生活音なんてお互い様!あなたの方がうるさいかもしれない!」という意見が結構ありますね。
確かに、生活音はお互い様です。でも、騒音は違います。
その騒音のせいで安心して暮らせない・怖い・睡眠を妨害される・・のであれば、それはお互いさまではありません。
優しい方は「私が我慢すれば・・・」と思うかもしれません。
でもきっと、他の入居者の方も同じように思っています。
ですので我慢せず、勇気をもってください!!
このブログの記事が少しでも悩んでいる人に届きますように。
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