こんにちは!スズです。
2020年も8月になり、半分以上が過ぎましたね。
社会人1年目の方は少しは社会人生活に慣れてきた頃でしょうか?
私には社会人1年目不動産系リーマンの弟がいるのですが、毎日のように
姉ちゃん…社会人ってこんなに大変なのか
一体いつまで大変なんだ、先が見えん
というLINEが来て励ましています(笑)
確かに社会人一年目のこの大変さって、永遠に続くような気がしてしまいますよね。
自分の新人時代を思い出して、確かに大変だったなあと感慨深いです。
ただ、社会人4年目になった今はそこそこ楽しく仕事に臨めています。
1年目→4年目で何が一体変わったのでしょうか?
変わったのは「周りからの見られ方」と「自分自身」だと思っています。
今回はそのふたつについて解説していきたいと思います。
よくも悪くも私が感じている本音で書きます。
今大変な社会人一年目、二年目の方に少しでもお役に立てたら幸いです。
周りからの見られ方
先輩としての立ち位置を期待されている
社会人3年目くらいから周りの目が一気に変わった実感があります。
それまでは「この子は新人だから、何かしでかすかもしれない」と見守られていたのが、
3年目くらいから「まあ、三年目だし大体のことはわかるでしょ」に変わりました。
それに伴い、上司や先輩からも良くも悪くも「心配」の目で見られることが激減したと実感しています。
それまでなら何かするときに目をかけてもらったり、アドバイスをされていたのが、いきなり放任状態になったとも言えます。
もう3年目だから自分の頭で考えてやって、という感じ。
そして3年目となると、後輩も徐々に増えていって「年の近い何でも聞ける先輩」という立ち位置を期待されるようになりました。
なぜでしょうか?
30代や40代の上司・先輩の方が仕事はもちろんできます。
ではなんで入社3年目のひよこ先輩な私が指導するのか。
それは30代や40代の人ができることを、入社一年目の人がやる必要はないからです。
数年前に入社して、新人がやるミスをしてきた年次の近い3年目、4年目の方が、自分の直近の経験を話しつつより実践的なアドバイスができるというわけ。
そうして3年目には半強制的に「先輩」というポジションを任されたので、自然と「新人」も脱出したのです。
コンプライアンスで強く注意できない
ここ数年の働き方改革の推進で、色々なことが大きく変わりました。
特にパワハラやモラハラには企業は大分厳しくなった実感があります。
今までは上司という立場を利用して、本当に心ない言葉を浴びせる人も結構いました。
なんでこんなこともできないだ!
ですが大企業ほどコンプライアンスに厳しくなり、「ハラスメント窓口」なるものが設置される企業も増えています。
実際に私の同期も旧時代を捨てきれない上司から毎日のように人格否定され、耐え切れなくなってハラスメント窓口に相談。
窓口は他の社員にも確認をとったうえで、その上司に反省書を書かせて配置転換しました。
コンプライアンスはどんどん厳しくなっています。
そのおかげで私も以前と比べると先輩からの言葉で傷つくことは減りました。
今は誰しもが言葉の一つ一つを気を付けなければいけない時代になりました。簡単に加害者になってしまうのです。
しかし、今度は自分自身も何気ない一言にも気を付けなければならないようになったとも言えます。
ちょっと怒りずらい年次になった
後輩が増え、半自動的に先輩ポジションに置かれたことで怒られることが激減しました。
もちろん、少しずつ仕事ができるようになってきたと言うのが大きな理由ですが、やはり後輩指導をしている関係で上司・先輩も私のことを大っぴらには怒れなくなっていたのです。
「指導される立場」から「指導する立場」に変わったといえますね。(とはいえまだペーペーですが)
後輩を指導する中で毎日のように自分自身を反省しています(笑)
他者から怒られることは減りましたが、だからこその難しさというか自分から自分自身への叱責は増えたと思っています。
そして、いつまでも他の人に頼っていてはいけないわけなので自分で考えて動いていくことが必要になるわけです。
逆にいえば、上の人からそんなに目をかけてもらえない年次になってしまったわけで、独りよがりになったり偏った成長をしないように気を付けないとなあと思っています。
自分自身
うまく人に頼れる・仕事が振れるようになった
全部一人で抱え込まずに誰かに振れ!
それも仕事のうち!
社会人1~2年目はしょっちゅうこんな風に怒られていました。
他者に迷惑をかけたくないので全部自分でやろうとして、結果として効率悪い…
でも先輩に仕事を振るなんて、そんなことできないよ…
嫌がられるに違いない!!
そんな悪循環を繰り返していました(笑)反省ですね。
でも社会人3年目くらいになって、ある日後輩から「スズさん、これお願いしてもいいっすか??」って頼まれたんですね。
「あ、いーよー。手空いてるしやっとくわ」
あれ、
あれ…!?
後輩から仕事振られても、先輩(私)全然嫌じゃないぞ???
身をもって気付いてしまった事実。後輩から頼まれても全然嫌でも何でもないんだ…先輩って。
もちろん忙しくなかったのが大きいんだとは思うんですけど、
私が昔怯えてたような「この子後輩のくせになによ!生意気!」といった感情は皆無でした(人にもよるとは思いますが)。
それ以降私もうまく先輩・後輩・上司に仕事を振れるようになり、結果として全体が円滑に回るようになった実感があります。
だからこそ声を大にして言いたい、
新人諸君、先輩に仕事を振っても大丈夫だ、と。
仕事が多少なりともできるようになった
さすがに丸3年以上社会人をやっていると、自信をもって「これはできます!」と言える仕事が増えました
当たり前と言えば当たり前のことなんですが。(笑)
そうすると、自然に自信も出てくるんですね。そうするとミスも自ずから減ります。
ミスをしなければ上司に怒られることもありませんし、他の人の顔色をうかがう必要もありません。
その結果必然的に仕事がやりやすくなったと思います。
私も名だ社会人4年目で大ベテランと比べればひよこなのは変わりありませんが、それでも着実に「できること」を増やしていくことで業務の幅を広げていきました。
社会人1年目の方への私のお勧めは、何か一つでもいいので「これは得意だ。これはできる」ということを作ることです。
思い返せば社会人1年目の頃って仕事ができないことよりも、自信がないことが原因でミスを誘発していた気さえします。
小さなことでもいいので、自信をもてることを一つ作るだけで仕事がやりやすくなると思います。
その会社に慣れた
正直、ある程度その会社に「慣れ」たら、一気に仕事はやりやすくなると思います。
この「慣れ」にはいくつかあって、たとえば
- この仕事は先に他部署に確認してからの方がスムーズに進むな
- 私的営業マストアイテムはこれとこれだな
といった業務に直接関連することはもちろんのこと、
- ○○部長は新人嫌いだから何か頼むときは先に課長に相談しよう
- △△さんは娘さんが自慢なんだな、褒めとこう(笑)
といった業務に直接は関係しないことまで色々なことが分かるようになります。
少しずつそういった慣習・やり方にアジャストしていくことで会社の居心地はどんどん良くなります。
(会社になれるというよりは、会社にいる人たちに慣れた、という方が正しいかもしれませんね)
まとめ
ああれ、おかしいな…
最近仕事が楽しいかもしれないぞ???
何もおかしくないよ!(笑)
今回はそんな私の社会人1年目→4年目で変わったことについて周りの目と自分自身に分けてご紹介してきました。
私は決して「耐えて我慢していれば楽になる」と言っているわけではありません。
自分のスキルを上げるために努力したり、働きやすくなるように工夫してみたり、
その積み重ねで私は仕事が少しずつ楽しくなってきました。
もし悩んでいる方のお役に少しでも立てたら幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
スズでした!
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